2020年12月7日月曜日

昭和からの源義経考証


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牛若丸=高貴な美少年のイメージからは程遠い義経は極悪非道のパワハラ武将だったようだ。手塚治虫さんのライフワークだった「火の鳥 乱世編」の義経が近い?悪役にされた梶原景時は部下思いの知将で頼朝に「義経の非道を何とかしてくれ」文を出していた。それでも義経はまず自分が部下より先頭に立っていたような描写があるが(史実?)

さらに 実際?の歴史が伝える義経:チビ、性格最悪、歯抜け、口臭が臭い、ハゲ…




失敗を恐れて最初から逃げる準備をしていとは何事だ!。そのくらいの考えで仕事に取り組めという考え方は長く正しいものと信じられてきました。しかしながらこのセリフ自分より強い立場の者がいない場所で自分より圧倒的に弱い立場の人間を追い詰めるのによく使われる言葉「これができなきゃ生きる価値がない」と。その詰められた人間も自分よりさらに弱い立場の人を見せつけらている状態だと我慢できる場合もあるがそうでなければ「お前は死んでも構わん」宣言されているわけだから逃げて安全な場所から外部に告発するしかない。

歴史上の悪役だった梶原景時は義経との対立で「卑怯な密告者」と評価されたが実は義経の無茶を抑えるなどとして頼朝にも義経の活躍を詳細に書いて送って部下のために義経の態度を何とかしてくれと進言する冷静な人望の厚い知将だったと見直されているとか。義経が冷酷無比なパワハラ上司に描かれる「火の鳥乱世編」が当初いくらなんでもあの牛若丸が…と思っていたが、それがやや正しい考証になったようだ。

まあ歴史的考証は当時の権力者のヨイショ創作物語だったり、歴史上人物の本物と信じられていた肖像が別人物だったり、平清盛や吉良上野介、田沼意次のようにいくらでもひっくり返るのだから。その時代をじかに見ることができない我々はそれを信じるしかない。

しかし昭和はパワハラ義経の考え方が格好良かったんだよな。